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日本の奇祭神事:大宝八幡宮のタバンカ祭(松明祭)の案内


大宝八幡宮の奇祭神事「タバンカ祭」YouTubeビデオ案内


日本の奇祭神事 タバンカ祭(松明祭)とは

タバンカ祭とは、夜七時から始まる松明祭のことで、全国でも当宮でしか見られない珍しい火祭りである。その起源は、応安三年(1370年)大宝寺別当坊の賢了院が出火した際に、畳と鍋ぶたを使って火を消し止めたという故事を戯曲化したのに始まる。以来、800年にわたり行なわれてきた伝統の祭りであり、現在も毎年9月12日と14日に行われている。

奇祭神事「タバンカ祭」の実施日

タバンカ祭は、毎年9月12日と14日の2夜に斎行される。
日も暮れ、午後7時の太鼓の音によって祭りが幕を開ける。

奇祭神事「タバンカ祭」の概要

この祭りは別名「冬瓜まつり」とも呼ばれ、冬瓜(とうがん)を神前に献ずるが、祝詞奏上の後、御神前に巴型に並べられた畳 の中央の鍋ぶたの上の素焼きの盃に御飯と冬瓜を一つずつ盛り付け、玉串拝礼の後、太鼓の音に乗って祭りの所役である白装束の氏子青年7名が、畳や鍋ぶたごとカワラケを拝殿前にほうり投げる。
カワラケ:【神具】皿 のこと
カワラケを拾った人は病気をしないといわれ、参詣の人々が競って拾い合う。
次に拝殿前に備えられた二本の大松明(麦わら製)に点火し、勢いよく燃え上がる火を囲んで畳や鍋ぶたを力一杯石畳に叩きつける。この時に発するバタンバタンという音からタバンカの名が起こったという。この御神火で火を点けた松明を一束ずつ両手に持った所役2名が、振り回しながらかけまわる。それを4名の畳(1畳の4分の1)、1名の鍋ぶた所役が交互に火の粉を浴びながら追い掛けたり、逆に追われて逃げ回る。時として参詣の人が追われたりもする。
 これが終わり、畳、鍋ぶた所役は炎を上げて燃え盛る御神火を囲み、バタンバタンという音を響かせて叩きつけ、消火に努める様を演ずる。松明が燃えつき、祭りが終わるまでの約一時間は、社伝の八幡太鼓の音が鳴り響き、勇壮さをひき立てる。
この松明の灯りをもって12日には、境内末社、14日には、本社と若宮八幡宮の御幣が新しくされる。